「組」(その三)
一文字の組名について、もう少し考えてみます。
江戸時代の火消し四十八組には「へ」「ら」「ひ」「ん」は無かったみたいです。
「へ」は放屁を、「ら」は男性器(=摩羅)を連想させるという尾籠な理由。
また、「ひ」は火消しには不適切、「ん」は物事のおしまいを連想させるためだとのこと。
祭りの組名に「へ」「ら」が存在しないのは、単に地名の頭文字になりにくいだけでなく、そんな口に出しにくい理由もあったんですね。
「ひ」は掛塚東町・福田二番組(東脇)・浜松広沢町・入野彦尾の4つが出てきます。消防のゲンかつぎを気にしなければ、地名から組名を作るのは容易です。
「れ」「け」は地名の頭文字になりにくいからでしょうね。「ぬ」「る」も地名の頭文字にないし、滑舌の都合上発音しにくいからでしょうか(「塗師屋町」なんてあったら、「ぬ組」もありえたかもしれませんが)。
そのほか漢字なら「わ」は浜松和地山町・「し」は中泉西新町がありますから、仮名の「わ」「し」が存在しないのは書き具合の都合上かな。
旧仮名の「ゑ」が存在するのは特例でしょう。「ゐ」は……探しても見つかりそうに無いなぁ。
あとは「そ」「ね」くらい。
結局、組名はその多くが地名との関連性でつけられている、ってことですね。
……それにしても、あまりまとまりも無く、面白みの薄い話題で終わってしまったorz
江戸時代の火消し四十八組には「へ」「ら」「ひ」「ん」は無かったみたいです。
「へ」は放屁を、「ら」は男性器(=摩羅)を連想させるという尾籠な理由。
また、「ひ」は火消しには不適切、「ん」は物事のおしまいを連想させるためだとのこと。
祭りの組名に「へ」「ら」が存在しないのは、単に地名の頭文字になりにくいだけでなく、そんな口に出しにくい理由もあったんですね。
「ひ」は掛塚東町・福田二番組(東脇)・浜松広沢町・入野彦尾の4つが出てきます。消防のゲンかつぎを気にしなければ、地名から組名を作るのは容易です。
「れ」「け」は地名の頭文字になりにくいからでしょうね。「ぬ」「る」も地名の頭文字にないし、滑舌の都合上発音しにくいからでしょうか(「塗師屋町」なんてあったら、「ぬ組」もありえたかもしれませんが)。
そのほか漢字なら「わ」は浜松和地山町・「し」は中泉西新町がありますから、仮名の「わ」「し」が存在しないのは書き具合の都合上かな。
旧仮名の「ゑ」が存在するのは特例でしょう。「ゐ」は……探しても見つかりそうに無いなぁ。
あとは「そ」「ね」くらい。
結局、組名はその多くが地名との関連性でつけられている、ってことですね。
……それにしても、あまりまとまりも無く、面白みの薄い話題で終わってしまったorz
by talisker1969
| 2012-06-16 16:21
| 祭全般