凧揚げ合戦・屋台引き回しに関する実施要綱解説8(第17条その3)
お久しぶりです。
いよいよ合戦の核心部分になりました。
(すべて原文ママ)
8~9項は合戦中におけるテギの使用法についてです。
数年前に糸先にテギを持ち込んだ某町が揉め事に巻き込まれた状況を見ましたが、合戦テギを禁止する条文は存在しません。
しかし、テギに関してはこれだけの条文があります。
これらの条文は、テギが「地上戦の道具」になりかねないものであるため、人を殴るための兇器にならないように設けているようです(第5項と同じですね)。
裏を返せば、「凧」は合戦を前提としていることの証左にほかなりません。
揚げっぱなしではない(というより揚げっぱなしではいけない)、これが浜松凧の真骨頂なのです。
いよいよ合戦の核心部分になりました。
(すべて原文ママ)
第17条 凧揚げ合戦に参加する各組は、次の事項を特に守らなければならない。
(承前)
7 組印(旗)は、糸先及び糸枠の2ヶ所に各1本を使用し、その他は陣屋に置くこと。
ただし、合戦に支障のある場合糸先の旗は後ろにさげる。
8 「テギ」先における防ぎょは一切行なわないこと。
9 「2丁テギは如何なる場合でも使用してはならない。
10 如何なる場合においても「テギ」はかたより上げてはならない。
11 競技中空糸になった場合は「テギ」を使用してはならない。ただし,その場合速やかに相手方の了解を得て糸を取りはなすこと。
8~9項は合戦中におけるテギの使用法についてです。
数年前に糸先にテギを持ち込んだ某町が揉め事に巻き込まれた状況を見ましたが、合戦テギを禁止する条文は存在しません。
しかし、テギに関してはこれだけの条文があります。
これらの条文は、テギが「地上戦の道具」になりかねないものであるため、人を殴るための兇器にならないように設けているようです(第5項と同じですね)。
裏を返せば、「凧」は合戦を前提としていることの証左にほかなりません。
揚げっぱなしではない(というより揚げっぱなしではいけない)、これが浜松凧の真骨頂なのです。
by talisker1969
| 2009-02-16 21:50
| 凧