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酒上不埒 三日(置き)坊主の日記

「浜松まつり」ではなく凧揚祭を愛し、あちこちのお祭りも愛する東田組HP管理人の日記
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凧揚げ合戦・屋台引き回しに関する実施要綱解説6(第17条その1)
お久しぶりです。
第17条は全部で16項あるので、これから何回かにわけて読んでいこうと思います。


第17条 凧揚げ合戦に参加する各組は、次の事項を特に守らなければならない。

1 凧糸は1.5メートル(かね尺5尺)で22.5グラム(6匁)以下の糸を使用する。

2 凧糸は、浜松まつり凧揚げ保存会が製造もしくは浜松まつり凧揚げ保存会が認めたものを使用し、浜松まつり凧揚げ保存会を通して取り扱うものとする。

3 凧の規格は、10帖(1帖は美濃紙大判紙12枚)以下とする。



まずは凧を揚げる際のレギュレーションです。
凧糸は現在鹿沼麻を使用していますが、かつては信州産の黒麻(アオアサ)と鹿沼の2種類が用いられていたとのこと。
信州麻の方が丈夫だそうですが、生産農家がいなくなり、鹿沼だけで作られるようになったそうです。
鍛冶町の山田有一さん所有の昭和30年代の糸を見たことがありますが、現在の糸よりはるかにカチカチに撚っている(つまりそれだけの撚りにも負けない丈夫な繊維)で、こんな糸で合戦をやったら、下手したらガラに人間の手も負けそうだなぁと感じました。
あんな糸、復活できないものかなぁ……
あ、解説なのにこんな感想ばっかりですんません。



逆に凧に関しては、大きさ以外のレギュレーションがあまりないんですよね。
この点が現在の凧のありようにも関わっていると感じます。

近年軽量凧があちこちでもてはやされています。中には親骨のマス目だけで揚げている凧すら何度か見掛けました。
しかし、合戦=切り合いとなると軽量凧は圧倒的に不利です。
軽量の元祖と言われるT町さんでさえも、マス目を減らすことはしません。軽量と言ってもT町さんの「軽量」は骨の細さなどで工夫した、「限度・節度のある軽量」です。そしてあの凧に見合った合戦のテクニックがあるからT町さんが際立つんです。

今の軽量凧ブームは、ただ単に「揚げるだけ」の凧です。
しかし裏を返せば、それでいいと感じる町・施主が増えてしまったのでしょう。

力強い合戦のための凧として、重量凧が増えることを期待します。
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by talisker1969 | 2008-12-22 22:14 | | Comments(0)


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