酒上不埒 三日(置き)坊主の日記

「浜松まつり」ではなく凧揚祭を愛し、あちこちのお祭りも愛する東田組HP管理人の日記
カテゴリ:凧( 116 )
「父が元自衛官」さんへのお返事
>父が元自衛官さま
お返事遅くなりまして申し訳ありません。
コメント欄で書くにはあまりに惜しい題材なので、独立した記事として書かせていただきたいと思います。

ラッパの歴史そのものは明治時代からあるようですね。
資料の孫引きですが、小楠氏の史料集には、明治時代の新聞記事に「太鼓喇叭で進退し」という記事があることから、浜松の凧揚げ習俗の中にラッパがあったことは確かなようです。
そういう意味で言えば、ラッパの存在そのものを全否定するものではないと考えます。

しかし、「凧」においてラッパの存在はごく少数であったようです。
終戦直後においても、ラッパはごく一部の町だけが持っていたようですね。「ラッパといえば○○町の『ラッパの●さん』」という有名人の存在もあったように伺っています。


ラッパの何が問題かと言うならば、「その数が過剰になっている現状」でしょう。

一町において10本も20本もラッパを用意し、凧を揚げている人数よりラッパを吹いている人数が多いのではないかというような状況。これでは凧揚祭ではありますまい。
練りのラッパの本数もやはり過剰でしょう。きちんとした掛け声や正しい摺り足の伝統が失われつつあるのも問題であると考えます。

ラッパそのものに罪があって祭を汚すのではなく、ラッパを誤解する人の増加が問題なのです。
ラッパはあくまでもくたびれてきた時の気持ちの引き締め役、過剰なラッパは却ってダレを助長します。
「ラッパの技術の巧拙」は、音楽としての巧拙ではありません。
飽くまでも少ない本数(出来るならば1町1本)で、それも凧の現場を知っている人が糸の出し入れ等に吹く絶妙のタイミングでのラッパ技術こそ、真のラッパ技術であると考えます。
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by talisker1969 | 2009-07-11 21:21 |
似て非なるものは混ぜられない
いわゆる「ヨサコイ」を、祭礼をはじめとする伝統行事と同一視する人がいます。

どうかすると、「ヨサコイ」をその伝統行事に繰り込もうとする人さえいます。



しかし、そうであってはいけないのです。



伝統行事は様式美です。ですから創作創意は必要ありません。

「ヨサコイ」は有り体に言えばダンスコンテスト。創作創意が前提ですから、伝統行事とは相容れないものです。

しかしその境界が曖昧になってしまったがため、伝統行事に「ヨサコイ」まがいの装束を着込む衆が増えているような気がして仕方ありません。

この傾向はすでに2~3年どころの問題ではないのです。
すでに2000年の「まつりシンポジウム」で、浜松から札幌まで出向いて、YOSAKOIソーランでラッパを吹いてきた浜松のチームがあることが話題になっています。「凧」のサイドからしてすでに勘違いをしている人が出てきてしまっているのです。

各町の秘伝は祭の文法にのっとった上でのオリジナリティ。

文法を逸れてしまえば伝統行事は成り立ちません。
「凧」で言えば凧合戦・屋台・練り……
伝統行事の基本線を犯す存在を、許してはいけないのです。
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by talisker1969 | 2009-06-28 16:11 |
ひと段落したので……
そろそろ半帖凧再開を考えています。
しかしその前にリンクをしていただいた西枇杷島さんにも行ってみたいし、シャバの仕事も忙しいし……

お祭りの楽しみは、まだまだ終わりではありませんよ。
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by talisker1969 | 2009-05-25 22:44 |
伝統にとって、個性は必要ない。
例えば、武道の昇段審査に「形」の審査があります。

その際に、個々人の創意工夫を入れると、間違いなく審査に落ちます。

剣道形の審査で「現代剣道に八相の形なんてやる奴がいないから覚えなくてもいい」とか抜かしたら、その人は一生審査に受からなくなってしまうでしょう(実は知人に八相の好きな人がいます。結構強いです)。

まず、形があることの意味が大事なのです。


何でこんなことを言うかというと、前回の日記で書いた「練りの摺り足の美学」復権のための意見です。

世間、とにかくみっともない練りが蔓延しています。

まず大事なのは
・脇を締める
・上げる手は右手のみ
・特に提灯は目の高さより上に上げる。
・笛と太鼓のリズムに合わせて歩を進める。(ラッパはどうしてもずれます。)

そして、もう一つ考えないといけないのが
「人数が多くなればなるほど、練りがみっともなくなりやすい」ということ。
これまで、「大規模なのはよいことだ」と思われてきましたが、人数が多くなればなるほど、当然統率は取りにくくなります。こと練りに関して言うならば、人数が増えれば増えるほど、リズムを取るべき鳴り物の音が後ろに届きにくくなり、また「後ろなんだからだらだらしててもいいや」という士気のない練りになりがちです。

タスキ以外の人も、練りの美しさを半減させる真水であってはなりません。
練りひとつとっても、志高く持たなくてはいけません。
そのためには、「個性的な」練りのスタイルなど要りません。
ビシッと統率の取れた、規律ある練りを見せたいものです。
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by talisker1969 | 2009-05-24 11:57 |
H21年の「凧」終了
無風と雨に泣かされた三日間だと思います。
しかし皆さんそれぞれの思い出ができたことでしょう。

5日の雨、長老衆が中止を決定して「凧を撤収して来い」と言われた中、凧置場まで来たところで、「おぉ、これくらいの雨なら揚げちゃうか」という声で若い衆に俄然活気が出た瞬間、感動で涙が出そうになりました。

それともう一つ(時系列が逆順になっちゃうけれど)、

僕は今まで、練りに関する記事をあまり書かずに来たんですが、「きちんとした練りを取り戻すために練りについても考え、言及しなきゃ」と思う事件がありました。
それがこれ↓

ビシッとした摺り足の美しさ。
対してむやみに飛び跳ねたり変な格好をしたりしている「『練り』を僭称する見苦しい姿」があちこちに増えてしまっています。


詳細はまたこれから。


何はともあれ、お祭りの三日間、早朝から夜まで働きまくった皆様、お疲れ様でした。
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by talisker1969 | 2009-05-07 23:43 |
恨めしい雨…
明け方の雨は、天気好転の兆し、のはず。

ええい早いとこ晴れてくりょ!
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by talisker1969 | 2009-05-05 08:37 |
二日目スタートの前に
くたびれたー!とか、昨日の疲れが抜けない!なんて言ってる場合じゃありません。
雨が一日早まってきそうです(泣)
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by talisker1969 | 2009-05-04 06:42 |
いよいよ明日から始まります。
いよいよ我々の凧揚祭が始まります。

天気予報は結構よさそうな感じ。

イイお祭りをしましょう。


夜だけ出ようとか考えている人、それは無銭飲食と同じですよ!

凧を作ってくれた施主の心意気、合戦の醍醐味に触れてから夜に参加しましょう。

それでは、皆さん合戦の現場でお会いしましょう。

なお、今年度のアクト前出発の統一行動は3日に行います。

時間は例年通り、7時ですのでお間違いのないようにお願いします。
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by talisker1969 | 2009-05-02 16:12 |
凧置き場
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いよいよ本番が見えて来ました。
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by talisker1969 | 2009-04-26 13:47 |
平成21年も、ワッペンに関するお知らせ
毎年言っておかないといけないことですから、去年とまったく同じ内容で、いつものお知らせ。

(町内回覧から引用)

 まつり期間中は事故防止のため、各町とも参加者にはワッペンをつけていただいています。

 なお、ワッペンは身分証明書です。
 まつり期間中に事故等がありました場合には、ワッペンをお買い上げいただいたお宅にて全責任を負っていただきますので、法被の貸し出し等につきましては、十分にご注意ください。

上記の件、なにとぞよろしくお願いいたします。
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by talisker1969 | 2009-04-25 17:10 |


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 このページは、東田組の公式見解ではなく、あくまでも個人ブログです。また、単なる凧そのものや、「浜松まつり」と区別して、私達の凧揚祭を「凧」とカッコ付きにしてあります。「おまつり広場」だの「吹奏楽パレード」だの「日本民謡総おどり」だのを含んだ行政主導のイベントについて、およびほかの人の引用部分は「浜松まつり」と表記してあります。あくまでも旧来続いてきた凧合戦と屋台を焦点に据えていますので、それを頭に入れてこの日記をお読みください。
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